(12歳以上の1・2回目接種)効果と安全性(新型コロナワクチン接種)
更新日:2023年3月29日
効果
ワクチンを接種することで、体の中で新型コロナと戦う仕組み(免疫)ができて、新型コロナの症状が出にくくなります。
ファイザー社製ワクチンの効果
初回接種(1・2回目接種)における臨床試験の結果、接種から一定の期間における発症予防効果は、16歳以上では約95パーセント、12から15歳では100パーセント、接種後に十分な免疫ができるのは、2回目の接種を受けてから7日程度経って以降とされています。これらの結果はオミクロン株が流行する前のものですが、12歳以上に使用するワクチンについては、オミクロン株に対しても、デルタ株と比較してその効果は低下するものの、発症予防効果等があることが様々な研究の中で報告されています。
武田社製ワクチン(ノババックス)の効果
初回接種(1・2回目接種)における臨床試験の結果、オミクロン株が流行する前のデータではあるものの、臨床試験を通じて、約80から90パーセントの発症予防効果が確認されています。また、オミクロン株に対する知見は限定的ではあるものの、接種により中和抗体価が上昇したとの報告があります。
安全性
ファイザー社製ワクチン
主な副反応は、頭痛、関節や筋肉の痛み、注射した部分の痛み、疲労、寒気、発熱等があります。
稀に起こる重大な副反応として、ショックやアナフィラキシーがあります。
また、ごく稀ではあるものの、ワクチン接種後に心筋炎や心膜炎を疑う事例が報告されています。接種後数日以内に胸痛、動悸、息切れ、むくみ等の症状が現れたら医療機関を受診してください。
ごく稀ではあるものの、mRNAワクチン接種後にギラン・バレー症候群が報告されています。接種後、手足の力が入りにくい、しびれ等の症状が現れたら、速やかに医療機関を受診してください。
武田社製ワクチン(ノババックス)
主な副反応は、頭痛、関節や筋肉の痛み、注射した部分の痛み、疲労、寒気、発熱等があります。また、まれに起こる重大な副反応として、ショックやアナフィラキシーがあります。
また、ワクチン接種後に心筋炎や心膜炎を疑う事例が報告されています。接種後数日以内に胸の痛みや動悸、息切れ、むくみ等の症状が現れたら、速やかに医療機関を受診してください。
参考
(厚生労働省ホームページ)ファイザー社製ワクチンの有効性・安全性について(外部サイト)
(厚生労働省ホームページ)武田社製ワクチン(ノババックス)の有効性・安全性について(外部サイト)
(厚生労働省QA)これまでに認められている副反応にはどのようなものがありますか。(外部サイト)
新型コロナワクチン接種後の副反応への対応・国や都の電話相談窓口
一般的にワクチン接種後には、ワクチンが免疫をつけるための反応がおこるため、接種部位の痛み、発熱、頭痛等の副反応が生じる場合があります。
ワクチン接種後の、副反応を含めた体の不調や健康上の不安が生じた際の対応については、下記をご確認ください。
新型コロナワクチン接種後の副反応への対応・国や都の電話相談窓口
お問合わせ
健康課(新型コロナウイルス感染症対策小金井市コールセンター)
電話(フリーダイヤル):0120-663-302
FAX:042-316-7667(聴覚障がいのある方など)
