所蔵作品展　開館10周年記念　さまざまな道程―寄贈作品に見る中村研一の姿　2017年3月25日（土曜）～5月14日（日曜）

　小金井市立はけの森美術館は、財団法人中村研一記念美術館より作品および建物の寄贈を受け、2006年春に開館しました。中村研一の作品を中心としたコレクションは当館開館時点は730点ほどでしたが、10年を経て現在ではおよそ800点にまで増えました。これはさまざまな方からお申し出を頂き、作品の寄贈を受け入れたことによるものです。
　この度の展示では、近年当館が寄贈によって受け入れた作品がどのようなものかを改めてご紹介するとともに、それらを中心にした展示構成で画家中村研一の画業をたどります。
　――こんな作品が現存していたのか、という嬉しい驚きを、寄贈作品は美術館に与えてくれました。さまざまな道をたどって当館にやってきた作品たちが一堂に会す今回の展示の意図は、今までの当館の活動を振り返ることに留まりません。寄贈作品からは中村研一の洋画家としての道程も浮かび上がります。本展覧会を通じて、作品、画家、そして当館の辿ってきた、さまざまな「道程」をお楽しみいただけます。

平成29年3月25日（土曜）～5月14日（日曜）

午前10時～午後5時（入館は午後4時30分まで）

毎週月曜日

新規収蔵作品を初公開！

近年新たに収蔵された作品が一堂に会します。
この機会をお見逃しなく！

１　ギャラリートーク
担当学芸員が展覧会の内容や作品について解説を行います。
(1)平成29年4月22日（土曜）午後2時～2時30分
(2)平成29年5月13日（土曜）午後2時～2時30分
※事前申込不要・参加無料（要観覧券）

２　中村研一誕生日を記念した無料観覧日
中村研一の誕生日を記念し、5月14日当日は無料で展示をご覧いただけます。
日時：平成29年5月14日（日曜）午前10時～午後5時（入館は午後4時30分まで）

３　制作ワークショップ
「みんなのマーブリング教室　―水のうごきをつかまえる―」
水に流した絵具を紙や布に写し取るマーブリングは、偶然に生まれる水の動きを絵の具でとらえて表現する技法です。
模様を決めるのは一瞬のタイミング。模様を写し取って水の動きを捕まえてみましょう。写し取った模様を使って、すてきな小物を作ることができます。

日時：平成29年3月31日（金曜）午後１時～３時

対象：5歳以上（未就学児は保護者同伴）

定員：20名（多数抽選）

参加費：300円（材料費）

講師：こごうちぶんこ　ことりのへや

申込方法：お名前・年齢（学年）・電話番号・返信先（Eメールアドレス・FAX番号・住所のいずれか）を明記のうえ、
下記までお申込みください。
[Eメール]s030999@koganei-shi.jp
[FAX]042-381-5281
[郵便（往復はがき）]〒184-0012小金井市中町1-11-3　小金井市立はけの森美術館
※申込み締切：３月２８日（火）必着。
※1通につき3名までのお申込みとさせていただきます。
※Eメールで申込みされる方は、当館からのメール（koganei-shi.jp）が受信できるように設定をお願いします。
設定できていない場合、メールが届かないことがございます。

主催：小金井市立はけの森美術館
デザイン協力：正木賢一（笠松美陽、関根悠人）
助成：文化庁　平成28年度文化振興費補助金（文化芸術による地域活性化・国際発信推進事業）