小金井市医師会メッセージ 「新型コロナワクチン 少しでも早く、できるだけ多くの人に」

更新日:2024年3月25日

一般社団法人 小金井市医師会

会長 小松 淳二

 新型コロナウイルスに対する医療従事者、高齢者(65歳以上)へのワクチン接種が始まって1か月以上経過しました。ワクチンは2回接種が基本ですが、5月27日現在、市内医療従事者の約70パーセントが2回接種を終え、高齢者の41パーセント、1万人以上の方が1回以上の接種を受けています。小金井市は近隣他市と比べ速いペースでワクチン接種が進んでいます。

 ワクチン接種には集団接種と医療機関で行う個別接種がありますが、小金井市では個別接種の割合が高く、それが順調に進んでいる一つの要因です。個別接種はかかりつけ医が行うことが多く、かかりつけ医は患者さんの病状、処方薬、アレルギー歴等を把握していますので、予診がスムーズとなり接種が早く進みます。市内には73の医療機関がありますが、その6割以上の45の医療機関でワクチン接種を行っていて、接種医療機関が多いことも順調に進む大きな要因です。集団接種も5月12日から始まり、薬剤師会、看護師の方々の協力もあり週4日開催され、週に約千人の接種を行っています。

 新型コロナウイルス感染症の収束にはワクチン接種は欠かせず、「切り札」と言っても過言ではありません。ワクチンを希望されない方や接種対象年齢に達せず接種できない方もいらっしゃいますが、市全体、都全体、国全体でワクチン接種が進めば、ワクチンを接種していない方の感染機会も大きく減少すると期待できます。小金井市では行政と医師会、薬剤師会、訪問看護師の方々が協力し、少しでも早くできるだけ多くの人にワクチン接種を受けていただけるよう何回も協議を重ねてきました。国は高齢者のワクチン接種は7月末までに完了という目標を掲げていますが、小金井市はそれよりも早く高齢者接種を終える想定をしています。高齢者に引き続いて基礎疾患がある方、高齢者施設などの従事者、60から64歳の方の接種を進め、一般の方への接種もできるだけ早く開始したいと思っています。そのためにこれからも関係各位と更なる協議を行い、「少しでも早くできるだけ多くの人」にワクチン接種ができるよう尽力してまいりますので、市民の皆様のご協力、どうぞよろしくお願い致します。

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お問合わせ

健康課(新型コロナウイルス感染症対策小金井市コールセンター)

電話(フリーダイヤル):0120-663-302(令和6年3月29日(金曜)まで)
FAX:042-316-7667(聴覚障がいのある方など)(令和6年3月31日(日曜)まで)

健康課健康係
電話:042-321-1240(令和6年4月1日(月曜)から)
FAX:042-321-6423(聴覚障がいのある方など)(令和6年4月1日(月曜)から)