小金井市自殺対策計画について

　国の自殺者数は平成10年以降、14年連続して3万人を超える状態が続いていましたが、平成24年には3万人を下回りました。自殺者数は年々減少傾向にありますが、それでも平成30年の自殺者数は年間2万人を超えている状況です。
　このように自殺者数が一定数減少している背景として、平成18年10月に「自殺対策基本法」が制定され、それまで「個人的な問題」とされてきた自殺が「社会的な問題」と捉えなおされ、社会全体で自殺対策を推進してきたことが挙げられます。
　また、東京都においては、総合的・効果的な自殺対策をより一層進めていくことを目的に、平成30年6月に「東京都自殺総合対策計画こころといのちのサポートプラン」を策定しました。
　小金井市では、市民が心身の健康を保てるように、休養に関する情報提供の充実やこころの健康についての知識の普及啓発に努めてきたところです。そして、上述した国や東京都の取組も踏まえて、自殺対策を総合的に推進するためにも本計画を策定し、 「こころに寄り添い いのちを支え合うまち 小金井」 を目指します。

令和2年度から令和5年度までの4年間