小金井市立清里山荘における食中毒の発生について

更新日:2025年8月19日

 小金井市立清里山荘において、林間学校で利用した小金井市立小学校の児童・教員等68人(令和7年8月18日現在)に食中毒が発生いたしました。
 この件について、令和7年8月18日、同荘の指定管理者である株式会社 フードサービスシンワ(長野県南佐久郡小海町大字千代里2392-1)に対し、山梨県により飲食店営業の3日間の営業停止措置が取られました。詳細は以下のとおりです。

1 経過・概要
小金井市立小学校において、令和7年8月7日(木曜)から令和7年8月9日(土曜)にかけて第6学年児童150名・教員他19名が参加した小金井市立清里山荘(山梨県北杜市高根町清里字念場原3545-1)での林間学校において、令和7年8月8日夜半以降に腹痛、下痢の症状を訴える児童が多数発生しました。
 令和7年8月9日(土曜)の朝の時点で、腹痛、下痢の症状が見られた児童が48名、教員9名いたことから、指定管理者から現地の山梨県中北保健所へ連絡いたしました。
なお、山梨県の発表によると、令和7年8月18日時点で患者数は68人となっており、症状を訴えた方々は快方に向かっています。
 小金井市教育委員会では、指定管理者及び東京都多摩府中保健所とともに原因の特定に向け連携を図り、山梨県中北保健所が、当該施設にて提供された食事の検体や調理施設について調査しておりました。
 事実発生後、当該施設での調理を取りやめ配食によるサービスを実施してまいりましたが、令和7年8月18日に山梨県中北保健所から検査結果が通知されました。
結果によると、林間学校に参加した児童の便からウエルシュ菌が検出され、食事の状況や症状・潜伏期間がウエルシュ菌による食中毒と一致しており、当該施設での食中毒と断定されました。
このことに伴い、令和7年8月18日から、山梨県により、指定管理者に対し飲食店営業の3日間営業停止の措置が取られました。
 衛生管理につきましては、日ごろから細心の注意を払うよう指導してまいりましたが、さらに詳細な事故原因の究明と業務の再点検を行い、保健所の指導のもと、再発防止に向けた対策を講じるよう指定管理者へ指導してまいります。
 今後とも、青少年の健全育成の場として、また市民が大自然と触れ合う場として、ご期待に沿えるよう努力してまいりますので、なお一層のご指導ご鞭撻を賜りますようお願いいたします。 

2 大熊 雅士教育長のコメント
楽しい思い出を作るはずの林間学校において、食中毒にあわれ大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。児童のみなさん、保護者のみなさん、先生方にご迷惑をかけ申し訳ありません。今後は、このようなことがないよう、再発防止に向け、万全を期してまいります。

3 問い合わせ先
 小金井市教育委員会 生涯学習部 生涯学習課
 電話:042-316-6600(直通)

お問合わせ

生涯学習課生涯学習係

電話:042-316-6600(直通)
FAX:042-383-1133
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