平成30年度市施設等からの温室効果ガス排出量の算定結果

　市では、小金井市地球温暖化対策実行計画（市役所版）に基づき、平成27年度から平成32年度までの6年間で、平成18年度実測値から14.7パーセントの温室効果ガス排出量の削減を目指しています。
　平成30年度の温室効果ガス排出量は、前年度より17.6パーセント減り、基準年度との比較では12.7パーセント多い結果となりました。
　電気の使用量が前年度とほぼ変わらない（実際は0.3パーセント増）中で温室効果ガス排出量が減っている背景には、電気の排出係数の改善がうかがえます。市が契約している複数の主要な電力会社の排出係数が前年度より約4.2パーセントから約16.8パーセントの間で改善されており、このことが温室効果ガス排出量の削減につながりました。
　また、もう一つの要因として、主要な電力会社に比べ排出係数が半分以下の電力会社と契約できた施設が前年に比べ大幅に増えたことも理由に挙げられます。
　燃料別に使用量を見ていくと、電気とLPG（プロパンガス）がそれぞれ0.3パーセントと23.3パーセントと前年より増加しましたが、都市ガス・灯油・ガソリン・軽油・重油は、それぞれマイナス1.7パーセント・マイナス15.6パーセント・マイナス4.5パーセント・マイナス1.8パーセント・マイナス7.1パーセントと減っており、燃料使用量の削減については一定の成果が見られました。
　今後も、温室効果ガス排出量の削減に向けては全庁を挙げて取り組み、さらなる省エネ・節電等に努め、目標値に近づけるよう取り組んでまいります。
　市施設等からの温室効果ガス排出量等は、下記からご覧ください。

　市では、小金井市の市民・事業者・教育研究機関・市が一体となって、地域をあげて地球温暖化防止に取り組むために、温室効果ガスの排出を抑制するための施策や対策を総合的に推進していくことを目的として、小金井市地球温暖化対策地域推進計画を策定しています。
　小金井市地球温暖化対策地域推進計画は、下記からご覧ください。