新庁舎及び新たな福祉会館について(市報こがねい平成29年3月15日号掲載内容)

更新日:2017年11月15日

新庁舎について

 現在の市役所は、本庁舎を昭和40年に建設してから51年が経過し、第二庁舎は平成6年の賃貸借開始から23年が経過しています。本庁舎は老朽化が進み、施設の耐震性やバリアフリー対応の面からも抜本的な対策が求められています。また、平成28年熊本地震を契機として、国においては、庁舎が発災時においても有効に機能しなければならないという認識を示しています。
 市では、平成25年3月に新庁舎建設基本計画を策定して以降、財政等の課題から事業の進捗(ちょく)を図ることができませんでしたが、市民サービスの向上並びに市民の皆さんの生命と財産を守る拠点としての機能強化・充実を図るため、平成33年度中の竣(しゅん)工を目指し、新庁舎建設事業を積極的かつ計画的に推進してまいります。

新たな福祉会館について

 福祉会館は、昭和43年の竣工以来、多くの方々にご愛用いただいてまいりましたが、耐震上の理由から平成28年3月末日をもって閉館し、現在は解体工事に向けた準備を進めているところです。
 新たな福祉会館は、幅広い市民ニーズに対応し、将来を見据えた機能を持った市全域の「福祉」と「健康」を推進する拠点とすることがふさわしいと考えており、平成33年度中の竣工を目指し、さらに検討を進めてまいります。

今後の取組について

 新庁舎は、庁舎建設予定地(蛇の目ミシン工場跡地)に建設することは既に決定しています。
 新たな福祉会館の建設場所は、市域のいずれのエリアにも偏らないこと、市民サービス向上の視点から申請手続等の窓口と近接していること、施設利用者の交通動線や駐車場の確保が見込めること、発災時の体制も含めた安全・安心を確保すること、などの条件を満たすことが望ましいと考えています。これらの条件を満たすことから、市では、新たな福祉会館の建設場所についても庁舎建設予定地を最も有力な候補地と考えています。つきましては、新庁舎建設事業との整合を図りながら、建設場所を含めた新たな福祉会館像を市民の皆さんとともにつくりあげてまいりたいと考えています。
 このことは、新庁舎の基本理念と新たな福祉会館の基本理念(下図)をともに庁舎建設予定地において実現していくものであり、市域中央に位置し、1万平方メートルを超える貴重な土地である庁舎建設予定地の有効活用にもつながるものと考えています。
 今後、市では、当面の目標を平成30年度に設計段階に入ることとして、庁舎建設予定地の現況等を踏まえた施設配置や合理的に整備する方法などについて検討を進めるとともに、可能な限り早期の竣工に努めてまいります。
 随時、市報・ホームページにより検討状況を示してまいりますので、ご理解・ご協力をお願いいたします。

お問合わせ

新庁舎について(企画政策課企画政策係)
電話:042-387-9800
FAX:042-387-1224
メールアドレス:s010199(at)koganei-shi.jp
(仮称)新福祉会館について(地域福祉課地域福祉係)
電話:042-387-9915
FAX:042-384-2524
メールアドレス:s050199(at)koganei-shi.jp
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