所蔵作品展 料理して妻を待つ〜中村研一と日常のモティーフ〜 2012年3月27日(火)〜5月20日(日)
更新日:2012年1月23日
会 期: 2012年3月27日(火)〜5月20日(日)
開館時間: 10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日: 月曜日・5月1日(火) ※4月30日(月)は開館
観覧料: 一般200円 小中学生100円
※未就学児および障害者手帳をお持ちの方は無料
※5月13日(日)は無料観覧日(5月14日の中村研一誕生日を記念して)
主 催: 小金井市立はけの森美術館
協 力: 東京学芸大学デザイン研究室
――身長五尺四寸、大型の方で、要するに健康美人ということになるであろう。
中村研一(1895-1967)が妻について語った言葉です。どこか照れ隠しのように“健康美人というのは、なんとかして美人といいたいが、そういえないときに用いる異名である”と続きます。中村が生涯を通じて最も多く描いたモデルは富子夫人でした。中村が結婚したのはフランス留学から帰国してまもない 1929(昭和4)年のこと。当時の絵手紙《室内図(居室兼茶ノ間兼画室兼書斎図)》には研一・富子の相合傘が書き込まれ、室内には、夫人を描いた絵が何枚も壁にかかっています。最も身近なモデルである妻の“健康美”がいかに画家を魅了し、創作意欲につながったかが感じられます。本展覧会では、伴侶へ向ける愛情が感じられる作品群を、夫婦を取材した当時の記事や写真資料などもあわせて紹介します。2階展示室では中村の料理愛好家としての一面を特集します。晩年の日記に“夕方久々に料理して妻を待つ”とあるように若い頃から台所に立つことを好んでいた中村は、料理エッセイやレシピなども多く執筆しています。仲睦まじい食卓の様子と食材をモチーフにしたユーモラスな素描や陶芸作品をお楽しみください。
《赤布》制作年不詳 油彩・カンヴァス
《婦人像(緑蔭)》制作年不詳 クレパス・紙
《出雲婦人像飾皿》1954 年
関連企画ワークショップ “けんぼしゃん”とあそぼう!
(1)切って貼ってコラージュ・クッキング
4月 22日(日)13:30〜15:00
“けんぼしゃん”こと中村研一は料理が好き!色んな紙や毛糸などでアートなごちそうを作ってみましょう。
(2)クラフトでラブラブ&ハッピー大作戦
5月 6日(日)13:30〜15:00
想いを伝えるカードやオーナメントを工作します。大好きな人やハッピーにしたい人へ贈ってみませんか。
−(1)(2)共通−
対象:小学生以上(幼児は親子で参加可、小学 4年以下は保護者同伴)
定員:各10名
参加費:無料(要観覧券)
申込 ※2月 16日より受付開始 ※申込先着順
希望講座名、お名前(ふりがな)、年齢(学年)、FAX番号を明記の上、下記まで FAXにてお申し込みください。
FAX送信先 042-381-5281
お問合わせ
コミュニティ文化課はけの森美術館
電話:042-384-9800
メールアドレス:s030999(at)koganei-shi.jp
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