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小金井の指定文化財(市指定文化財その1)

更新日:2019年6月25日

小金井市内にある指定文化財について、写真と簡単な説明をしています。
所在地、指定年月日については、別掲指定文化財一覧をご覧ください。

1「有形文化財」応永廿九年銘薬師如来立像おうえいにじゅうきゅうねんやくしにょらいりゅうぞう

長昌寺ちょうしょうじ境内の薬師堂に安置されている。応永29(1422)年銘の薬師如来立像で、関東地方に多く見られる鉄仏風てつぶつふうの特色をもった小金銅こんどう仏(30.7センチメートル)である。
平田兵衛ひらたひょうえが家内の無病息災むびょうそくさいを祈願し、道義どうぎという人物が製作したという銘文めいぶんがあり、由来は不明であるが、中世の仏像として貴重である。

2「有形文化財」閻魔堂木造閻魔王坐像えんまどうもくぞうえんまおうざぞう付諸像具つけたりしょぞうぐ

貫井ぬくい共同墓地(大墓)の閻魔堂にあり、閻魔王坐像を中心とする十王(一体欠)などの小像や天秤てんびんなどの諸像具が一括して残されている、閻魔王を中心とする諸像及び仏具は、地獄思想に基づく、信仰の対象として、貫井村の人々によって安永6(1777)年頃に造られた。

3「有形文化財」渡辺家墓地月待板碑わたなべけぼちつきまちいたび

写真左の月待板碑は、高さ67センチメートルの緑泥片岩りょくでいへんがん製で、頭部を欠き、碑面の剥落はくらくが著しく判読しにくいが、
「奉月待供養 天文七年戊戌ぼじゅつ十一月廿三日」
とあり、左右に道俗どうぞく(出家と在家)男女27人の名が刻まれている。月待供養は毎月23日の夜に月天子つきてんしを祭る庶民信仰である。
室町時代末期の天文7(1538)年、この付近に集落があったことが分かる貴重な資料である。
並立する板碑(写真右)は延慶2(1309)年造立の板石塔婆いたいしとうばで市内で3番目に古い板碑である。

4「有形民俗文化財」寛文六年庚申塔かんぶんろくねんこうしんとう

鴨下・関両家墓地の入り口にあり、寛文6(1666)年10月の造立である。本尊が地蔵であり、紀年銘が残っていることは珍しい。
高さが108センチメートルあり、地蔵像と三猿さんえんの左右には、30人ほどの造立した小金井村の講中こうちゅうの人名が刻まれている。

5「有形民俗文化財」寛政六年庚申塔かんせいろくねんこうしんとう

貫井南四丁目三叉路にあり、江戸時代後期寛政6(1794)年の造立である。正面に「絶三尸罪ぜつさんしざい」と刻まれ、庚申の夜に人が眠っていると三尸さんしという三匹の腹中の虫が体から抜け出し、天帝てんていに罪を告げるとその人が死ぬという中国の道教の教えを文字で表した貴重な庚申塔である。
また、この塔には「右小川・すな川道、左こくぶんじ道」という道標があり、台座に貫井村講中と刻まれている。

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