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Vol.14 ウクライナの現状について元兵士の方からのお話

更新日:2023年12月15日

 令和5年12月12日(火曜)、空手道禅道会ウクライナ支部長のイゴール・ユカルチュク氏にご来庁いただき、ロシアとの戦争状態が続くウクライナの現状について、お話を聞かせていただきました。
 イゴールさんは幼少期より日本武道に興味を持ち、柔道や空手を学び、平成27年禅道会ウクライナ支部を設立され、支部長として活動されてきました。また、平成28年から毎年、全日本RF武道空手道選手権大会に参加されるなど、日本とのご縁が深い方です。

 令和4年2月にロシアがウクライナに侵攻した後、自ら志願兵として入隊し戦場へ。爆撃を受けるなどして聴覚と視覚に障害が残りました。その後、除隊して避難民として来日。長野県で療養しながら、各地で講演などを行い戦争の悲惨さを訴えておられます。
 イゴールさんのお話によると、戦線から近い場所は毎日のようにロシアからの砲撃があり、戦闘が日常化しているとのことでした。戦争状態になってから間もなく2年。長引く戦争に、国民の多くが何かしらの精神的苦痛や心的なストレス障害を抱えているそうです。イゴールさんご自身も戦場に出た経験から、国民の精神的ケアを行うリハビリセンターの必要性を強く感じておられ、現在は再びウクライナへ戻り、空手指導とともに、負傷兵のメンタルリハビリセンター設立を目指して活動しているとのことです。
 最近はテレビなどでも中東情勢の報道が多く、ウクライナへの関心が薄れているのではないか、ウクライナの現状が伝わっていないのではないか、と危惧されており、日本の皆さんにも、まずはこのような現状を広く知っていただきたいとおっしゃっていました。

 直接お話を聞くと、戦争の悲惨さはもとよりメンタルケアの必要性など、今のウクライナの深刻な状況の一端を知ることができました。
 本市は、ロシアがウクライナに侵攻した翌月(令和4年3月)には、戦争を防止し核兵器のない世界の恒久平和を希求する立場として、ロシアに抗議文を送付しています。しかし、いまだ戦争終結の兆しは見えません。1日でも早く戦争が終わり、平和が訪れることを心より祈っております。

 大変な状況の中、貴重なお話を聞かせてくださったイゴール氏、そしてこの機会を設けてくださった空手道禅道会小金井道場の西川様、橋田様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

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