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Vol.29 共生社会の実現を、公園から

更新日:2025年8月27日

 今年度、市ではインクルーシブデザインに配慮した遊び場・菜園等整備事業を行います。近年、さまざまな自治体でインクルーシブ公園の整備が広がっています。インクルーシブ公園とは、年齢や障がいの有無に関わらず誰もが一緒に遊べるように設計された公園のことで、多様なニーズに対応した遊具等を設置することが一般的です。市でもこの整備に取り組む準備を進めてきました。

 担当職員が2年間かけて「どのような公園だったら、誰でも遊ぶことができる公園になるのか」について、公園利用者をはじめ、障がいのあるお子さんを育てている当事者、長く地域で見守りをしていただいている方、外国ルーツの子どもの支援をしている方、障がい者を支援する方、公園で働く人等、多くの方にヒアリングをするなかで、改めてインクルーシブ遊具が設置されれば良いというわけではないことに気づかされました。

 「まわりの目が怖くて公園に行けない」「そもそも当たり前は当たり前じゃない」など、職員は実にリアルな声を聴いてきました。これらは公園だけの課題ではなく、さまざまな生活の場面でもっと改善すべき課題であると承知していますが、公園を「誰でも」「自由に」「そこに居ていい」と思える場所にするためには、障がい者に対する市民一人一人の理解が不可欠で、言葉だけではない「共生社会」の実現の一手として捉えています。
 栗山公園にはインクルーシブ遊具、梶野公園と三楽公園には菜園等を設置する予定です。誰もが自由に遊ぶことができる場所にしようという想いをこめた「play here」というコンセプトのもとで、整備して完了ではなく、市民の皆さんとの会話を大切にした新しい公園作りがスタートしています。

本記事は、市報令和7年9月1日号にも掲載しています。

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