令和6年度　肺がん検診（集団がん検診実施分）

　日本人の死因の第1位はがんであり、その中で最も多いのが肺がんです。2019年の国立がん研究センターの統計によると、死亡数が多い部位で、男性が1位、女性が2位となっております。死亡数が多い原因としては、がんが進行した状態で発見されることが多く、また、他の臓器に転移しやすいため、治療成績が上がらないことが挙げられており、喫煙や高齢化により、肺がんで亡くなる人は今後も増加することが予想されます。
　市では、以下の内容にて肺がん検診を実施していますので、早期発見、早期治療のためにも年に1回の検診を受けましょう。

40歳以上の市民（令和7年3月31日現在）

問診、胸部エックス線検査、喀痰検査（問診の結果、原則として50歳以上で喫煙指数（1日本数×年数）が600以上の方が対象）
注記：喀痰検査のみの受診はできません。

胸部エックス線検査　500円（受診時に納入）
喀痰細胞診　500円（受診時に納入）
注記：生活保護等受給者及び住民税非課税世帯に属する方は、減免制度がありますので、生活保護受給証明書等をお持ちください。なお、住民税非課税世帯に属する方の証明書は、保健センターで発行します。本人確認書類（運転免許証や個人番号カード等）を持参のうえ、検診日の2週間前までにお手続きしてください。詳しくは、下記「がん検診自己負担金について」を参照してください。

1.専用電話での申込み
2.インターネットでの申込み
注記：健康課では窓口申込、電話申込やハガキ申込の受付はしておりません。

これまでフォロー健診（独自健康診査）として実施していた胸部X線検査を、令和6年度から「肺がん検診・結核など肺に係る疾患の検査」とし、特定健診等と同時に肺がん検診を受診できるようになりました。
また、50歳以上（令和7年3月31日時点）で喫煙指数600以上（1日の喫煙本数×喫煙年数で算出）の方で希望する方は喀痰細胞診検査を受けることもできます
なお、費用については、胸部X線検査はこれまで同様無料とし、喀痰細胞診検査は500円となります。
詳しくは、下記「令和6年度 フォロー健診（独自健康診査）」を参照してください。
注記：これまでどおり市の集団がん検診で肺がん検診を受診することも、フォロー健診（独自健康診査）として肺がん検診を受診することも可能です。ただし、重複して受診することはできませんのでご注意ください。