高齢者肺炎球菌予防接種費用の一部を公費負担します(定期接種)
高齢者に対する肺炎球菌ワクチンによって、重症な肺炎などにかかることを予防できます。65歳の方と、60から64歳で一定の基礎疾患がある方(注記)を対象に定期接種に係る費用の一部を公費負担します。
注記:一定の基礎疾患がある方とは、心臓、腎臓または呼吸器の機能に障害があり、身の回りの生活が極度に制限される方、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)による免疫の機能に障害があり、日常生活がほとんど不可能な方(障害者手帳1級をお持ちの方)です。該当する方は、健康課へお問合せ下さい。
(重要) 令和8年4月1日より、定期接種で使用する肺炎球菌ワクチンが、 23価肺炎球菌ワクチンから20価肺炎球菌ワクチンへ変更となります。(自己負担額変更なし)
肺炎球菌感染症の概要
肺炎球菌感染症とは、肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気です。この菌は、主に気道の分泌物に含まれ、咳やくしゃみなどを通じて飛沫感染します。日本人の約5から10パーセントの高齢者では鼻や喉の奥に菌が常在しているとされます。これらの菌が増殖し、下気道や血流中へ侵入することで、気管支炎、肺炎、敗血症などの重い合併症を起こすことがあります。
定期接種に使用するワクチン
沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV20)を用いて、1回筋肉内に接種します。
なお、令和8年度より、定期接種で用いるワクチンが23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン(PPSV23)から、沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV20)に変更になります。
ワクチンの効果
肺炎球菌には、100種類以上の血清型があり、定期接種で使用される沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV20)は、そのうち20種類の血清型を対象としたワクチンであり、この20種類の血清型は、成人侵襲性肺炎球菌感染症(注記)の原因の約5割から6割を占めるという研究結果があります。
また、このワクチン(PCV20)は、血清型に依らない侵襲性肺炎球菌感染症の3割から4割程度を予防する効果があるという研究結果があります。
注記:侵襲性感染症とは、本来は菌が存在しない血液、髄液、関節液などから菌が検出される感染症のことをいいます。
対象者
接種日時点で小金井市に住民登録があり、今まで肺炎球菌ワクチン(注記)を接種したことの無い方で次の1または2に該当する方
注記:定期接種(20価及び23価)に限らず、自費での任意接種(13価、15価等)をしたことがある方も助成の対象外です。
- 接種日に65歳(原則、誕生月翌月に案内を郵送)
- 接種日に60歳以上65歳未満で、心臓・腎臓・呼吸器の機能障害又はヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能の障害をお持ちの方で、身体障害者手帳1級を所持している方(小金井市健康課へお問合せ下さい。 )
申し込み方法
直接、医療機関にお申し込みください。接種の際は、案内の通知(封筒ごと)を医療機関に持参してください。
接種当日の持ち物
市役所から届いた案内の通知(封筒ごと)、マイナ保険証または資格確認書
注記:案内は65歳の誕生日の属する月の翌月上旬頃に発送いたします(予定)。
注記:予診票は医療機関に備え付けてあります。
注記:生活保護受給者の方は受給証明書をお持ちください。
接種期間
65歳の誕生日前日から66歳の誕生日前日まで
注記:上記の接種期間以外での接種は、定期接種として扱われず、全額自己負担となります。
接種費用(自己負担額)
5,000円(注記)
注記:自己負担額は制度変更に伴い、変更になる場合があります。接種日時点の制度をご確認ください。
注記:生活保護世帯の方は、自己負担はありません。生活保護受給証明書をお持ちください。「受給証明書」を発行せず接種した場合、払い戻しはできません。
実施医療機関
令和8年度 高齢者肺炎球菌実施医療機関一覧(PDF:120KB)
注記:府中市、国分寺市の契約医療機関でも接種することができます。接種の際は、案内の通知(封筒ごと)を持参してください。
接種する医療機関が契約医療機関に該当するかを各自治体のホームページ等でご確認の上、直接医療機関にお申し込みください。
ワクチンの安全性
ワクチンを接種後に以下のような副反応がみられることがあります。また、頻度は不明ですが、ショック・アナフィラキシー、痙攣(熱性痙攣含む)、血小板減少性紫斑病がみられることがあります。
接種後に気になる症状を認めた場合は、接種した医療機関へお問い合わせください。
| 報告頻度 | 10パーセント以上(注記) | 1から10パーセント (注記) | 1パーセント未満(注記) | 頻度不明 |
|---|---|---|---|---|
| 皮膚 | 発疹、そう痒症、多汗症、脂肪腫 | 血管性浮腫、多形紅斑、蕁麻疹、蕁麻疹様発疹 | ||
| 呼吸器 | 咳嗽、鼻咽頭炎 | 呼吸困難、気管支痙攣 | ||
| 局所症状 (注射部位) | 疼痛・圧痛(59.6パーセント) | 紅斑、腫脹 | そう痒感、血腫、熱感、蕁麻疹 | 皮膚炎、硬結、上腕の可動性の低下 |
| 胃腸障害 | 胃炎、下痢、腹部不快感 | 食欲減退、嘔吐、悪心 | ||
| 血管及びリンパ系障害 | 注射部位に限局したリンパ節症 | |||
| 筋・骨格系 | 筋肉痛 (38.2パーセント) | 筋浮腫、筋骨格硬直 | 筋肉痛増悪、関節痛増悪 | |
| 関節痛 (11.6パーセント) | ||||
| 精神神経系 | 頭痛 (21.7パーセント) | 不安、味覚不全 | 中期不眠症、易刺激性、傾眠状態、睡眠増加、不安定睡眠、不眠 | |
| 循環器 | 動悸 | |||
| 過敏性反応 | 顔面浮腫、呼吸困難、気管支痙攣 | |||
| その他 | 疲労 (30.3パーセント) | 悪寒、腫脹、発熱、異常感、疼痛 |
注記:発現頻度は国内又は海外で実施した臨床試験の結果を合算して集計している。
予防接種健康被害救済制度
予防接種は、感染症を防ぐために有用なものですが、一方で極めてまれにではありますが、健康被害の発生がみられます。定期の予防接種による健康被害が発生した場合には、国による予防接種後健康被害救済制度があります。
予防接種後健康被害救済制度では、ワクチンの接種によるものかどうかを個別に審査し、ワクチンの接種によるものと認定された場合に支給されます。
高齢者肺炎球菌予防接種(定期接種)では、予防接種法に基づく健康被害救済制度による B類疾病の給付が適用されます。
詳細は厚生労働省ホームページをご確認ください。
外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。厚生労働省ホームページ(健康被害救済制度について) (外部サイト)
厚生労働省ホームページ・相談窓口
高齢者の肺炎球菌ワクチンに関する厚生労働省ホームページ (外部サイト)
情報提供資材
高齢者の肺炎球菌ワクチンについてのリーフレットR8.4(PDF:1,177KB)
感染症・予防接種相談窓口
厚生労働省は、インフルエンザをはじめとした感染症の一般的予防方法、流行状況や予防接種の意義、有効性、副反応等に関する国民の皆様の疑問に的確に対応するため、「感染症・予防接種相談窓口」を開設しています。
電話番号:0120-995-956(午前9時から午後5時まで 注記:土曜日曜祝日、年末年始を除く)
注記:行政に関する御意見・御質問は受け付けておりません。
注記:本相談窓口は、厚生労働省が業務委託している外部の民間会社により運営されています。
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