市長年頭挨拶

　市民の皆様におかれましては、穏やかに期待あふれる新年をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。
　浅川清流環境組合の可燃ごみ処理施設が本格稼働してからまもなく4年となります。本事業にご理解とご協力をいただいております施設周辺の住民の皆様や関係者の皆様には深く感謝を申し上げます。本年もごみゼロタウン小金井をめざし、より一層の3Rを推進してまいりますので、引き続きご協力のほどよろしくお願いいたします。

　市政の重要課題の1つである新庁舎・（仮称）新福祉会館建設事業は、実施設計を2年ぶりに再開しました。また、武蔵小金井駅北口の再開発も地元地権者の皆様のご尽力により動き出しており、本年はこれらを着実に推進してまいります。
　また、本年2月には地方自治と子ども施策全国自治体シンポジウム2023が小金井市で2日間にわたり開催されます。子ども施策の基本理念と自治体における子どもの意見の反映をテーマに、有識者を交え有意義な議論や意見交換が展開されることを期待しております。
　私が市長に就任してから、市民との対話の場みんなのタウンミーティングの毎月開催や、18歳から39歳の若い世代を対象にした若者MIRAIトークの開催、中学生による子どもの意見表明の手法の検討など、市政について多様な意見をいただく機会を創出してまいりました。「みんなでつくるまち」の実現に向けて、今年も皆様のご意見を聴かせてください。

　本市の発展の起源ともいえる玉川上水の名勝小金井（サクラ）が名勝指定100周年を迎えます。これもまた1つの契機として捉え、皆様とともに、天高く舞い登る龍のごとく活力旺盛に、新しい小金井をつくり未来につなげていくためのよき1年とするべく全力で取り組んでまいります。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

本記事は、市報令和6年1月1日号にも掲載しています。