令和元年度市施設等からの温室効果ガス排出量の算定結果
更新日：2021年7月28日
市では、小金井市地球温暖化対策実行計画（市役所版）に基づき、平成27年度から令和2年度までの6年間で、平成18年度実測値から14.7パーセントの温室効果ガス排出量の削減を目指しています。
令和元年度の温室効果ガス排出量は、前年度より11.9パーセント増え、基準年度との比較では26.1パーセント多い結果となりました。
市の二酸化炭素排出量の大部分を占めるエネルギーである、電気と都市ガスの使用量に注目してみると、どちらも微減（電気 マイナス1.3パーセント、都市ガス マイナス1.1パーセント）であるにも関わらず、二酸化炭素排出量が大幅に増えている（電気19.2パーセント増加、都市ガスは排出係数一定なのでマイナス1.1パーセント）要因は、電気の排出係数に因るところが大きいと考えられます。各施設は、契約電力会社を入札によって決めていますが、結果、前年度多くの施設（特に大規模施設）で契約していた排出係数の低い電気事業者と今年度はどこも契約を結んでいないことが、電気による二酸化炭素排出量を大きく増加させた要因です。
燃料（エネルギー）使用料の削減については、今後もより一層努めていかなければなりませんが、市民便益施設という側面から考えれば削減にも一定限界があり、排出係数と調達コストのバランスが引き続きの課題と言えます。
市施設等からの温室効果ガス排出量等は、下記からご覧ください。
令和元年度市施設等からの温室効果ガス排出量（PDF：233KB）
市では、小金井市の市民・事業者・教育研究機関・市が一体となって、地域をあげて地球温暖化防止に取り組むために、温室効果ガスの排出を抑制するための施策や対策を総合的に推進していくことを目的として、小金井市地球温暖化対策地域推進計画を策定しています。
小金井市地球温暖化対策地域推進計画は、下記からご覧ください。
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