新庁舎・（仮称）新福祉会館建設基本設計における施設配置について

　市では、次の5つの設計条件を定め、基本設計者の選定を進めてきました。

1. 既存清掃関連施設の暫定移設は行わない
2. 複合施設として整備することでスケールメリットを追及し、施設規模の縮減をめざす
3. （仮称）新福祉会館機能を早期に回復させることを優先する
4. 免震構造を採用する場合に生じる地下空間は駐車場として整備するなど有効活用を行う
5. 平常時の緑地・広場確保とともに、発災時における駐車場、広場の活用をイメージし、バランスのとれた空地活用をめざす

　
　市が契約した基本設計者からは、これらの条件のうち上記1～3を満たし、敷地の東側に加え、南側に空地を確保することができ、さらには、これまで市から示してきた階高（庁舎7階・福祉会館5階）よりも低層化（庁舎6階・福祉会館3階）が可能となる施設配置の考え方が示されていました。
　
　基本設計者と契約を締結して以降、設計与件の整理を進めてまいりましたが、このたび、基本設計者から示されていた施設配置の考え方をベースに基本設計を進めていくことといたしました。
　
　なお、市民説明会、市民ワークショップ等を通じてご意見、ご要望の大きかった広場、駐車場のバランス等（上記設計条件4及び5）については、公募型プロポーザルにおいて基本設計者から示された技術提案書（下記添付）の内容との比較検証も含め、更なる検討を進めてまいります。

• 掲載の技術提案書（文章・画像・図表等）に関する権利はそれぞれの提案者に帰属するものであり、無断で転載することを固く禁止します。
• 技術提案書の著作権保護のため、印刷できない設定としています。
• 技術提案書は公募型プロポーザルでの選考のため、提出されたものです。技術提案書の内容がそのまま基本設計案になるわけではありません。