新庁舎・(仮称)新福祉会館建設について
新庁舎・(仮称)新福祉会館建設事業については、実施設計完了後、2回の建設工事入札不調を受け、今後のスケジュールを含めた方向性を検討しました。この度、事業の方向性が決まったため、今後の進め方や想定スケジュールについてお知らせします。
実施設計後の経過
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 令和6年12月 | 実施設計完了 |
| 令和7年 1月 | 建設工事の入札1回目 |
| 令和7年 2月 | 業者から申込みがなかったことから入札(1回目)を中止 |
| 令和7年 4月 | 建設工事の入札2回目 |
| 令和7年 7月 | 業者から入札辞退届の提出があったことから入札(2回目)を中止 |
2回の入札中止後の検討内容
現在、建設資材高騰、働き方改革や技術者不足による人件費単価の高騰により工事費は高騰しています。また、建設市場は繁忙期に入っており、全国的に公共工事の入札不調が増加しています。これらの状況を踏まえ、今後の対応に関し想定されるさまざまな方策(注記)について想定される工事規模、想定される工程、メリット・デメリット等の観点から比較検討を行いました。
(注記)「分散庁舎化により建物の延床面積を大幅に縮小するなど、設計を見直す又はやり直す案(7パターン)」、「現行案」、「凍結案」の計9パターンを想定
↓
このうち現行案(建設市場動向を踏まえた上で、現設計に基づき3回目の入札を行う案)は次のようなメリット・デメリットが考えられました。
(メリット)
・現設計は実施設計まで完了しており発注段階にあり、早期建設という現方針に沿う。
・全選択肢の中で最も早く建設可能
(デメリット)
・財政見通しの懸念
↓
スケジュール上のメリットのほか、現設計はこれまで市民参加の取組を通じてできる限り市民の意見を反映し、また市議会での議論も踏まえたうえで作り上げてきたものであることを踏まえると、財政見通しの懸念さえ払拭できれば、現設計により3回目の入札を行うことが最善と考えました。
↓
長期的な財政への影響等を見定めた結果、財政見通しは成立すると判断し、現設計により3回目の入札を行うことにしました。
今後の進め方
現在は入札不調のリスクが高い状況
(理由)
・現在、建設市場は繁忙期
・全国的にも公共工事の入札不調が増加
・施工者確保の見通しが立たない
→原則として令和8年度中の着工は見送り、建設市場動向を踏まえた上で、令和10年度(可能であれば令和9年度)の着工を目指します。
今後の想定スケジュール
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 令和8年度 | ・建設市場動向の把握(サウンディング調査等) ・施工者選考方法の再検討 |
| ↓ | ・設計における法改正への対応 ・再積算 ・施工者選考 |
| 令和10年度 (建設市場動向を踏まえ可能であれば令和9年度) |
着工(工期は36か月) |
計画概要
| (敷地概要) | |
|---|---|
| 計画地 | 小金井市中町三丁目1957 番5,7,9、1995 番3,4,8 小金井市緑町五丁目1957 番17 |
| 敷地面積 | 11,417 平方メートル |
| 用途地域 | 準工業地域 など |
| 高度地区 | 第2種高度地区 |
| 日影規制 | 4時間、2.5時間 (地盤面+4メートル) など |
| 建ぺい率 | 60パーセント |
| (建築計画概要) | |
|---|---|
| 主要用途 | 庁舎、児童福祉施設、診療所(保健センター)、自動車車庫 |
| 建築面積 | 約4,100 平方メートル |
| 延床面積 | 約19,000 平方メートル(地下階, ピロティ等含む) |
| 階数 | 地上6階、地下1階(庁舎) 地上3階((仮称)新福祉会館) |
| 構造 | 庁舎…鉄骨造(免震構造) (仮称)新福祉会館…鉄骨造(耐震構造) |
| 最高高さ | 約27メートル |
| 駐車台数 | 109 台 (地上45 台、臨時駐車場23 台、地下41 台) |
| 駐輪台数 | 450 台 |
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 建設工事(注記1) | 174億円 |
| 備品、移転費用等 | 16億円 |
| その他関連事業費(注記2) | 20億円 |
| 合計 | 210億円 |
注記
中期財政計画(令和8年3月策定)より。
注記 今後の建設物価の動向等により変更の可能性あり。
注記1 他自治体の事例等を参考に算出した概算額
注記2 ICT新規システム導入費等

| 新庁舎・(仮称)新福祉会館に導入される施設 |
|---|
| (保健福祉の総合的支援の充実) |
| ・保健センター |
| ・こども家庭センター |
| ・ファミリー・サポート・センター |
| ・福祉共同作業所 |
| ・シルバー人材センター |
| ・悠友クラブ連合会 |
| (参加と協働による多様な交流や活動の推進) |
| ・ボランティア・市民活動センター |
| ・(仮称)市民協働支援センター |
| ・活動スペース |
| (地域福祉活動の推進) |
| ・福祉総合相談窓口(自立相談サポートセンター) |
| ・権利擁護センター・障害者就労支援センター |
| ・福祉サービス苦情調整委員事務局 |
| (社会福祉協議会) |
早期建設を目指す理由
新庁舎・(仮称)新福祉会館は、次の理由から早期建設を目指しています。
1 現庁舎の老朽化・耐震性能・バリアフリー対応、防災拠点整備等の課題
2 閉館した旧福祉会館機能の早期回復
3 事業延伸による機会の損失
4 近年の建設物価の動向
おわりに
新庁舎・(仮称)新福祉会館建設は、「この事業を進めることが市政進展へつながる」、本市において着実に実現しなければならない極めて重要な事業です。
事業効果には様々なものがありますが、主なものは次のとおりです。
1 福祉のまちづくりの拠点、新たな市民協働のまちづくりの拠点が市の中央部にできます。
2 現在の本庁舎や本庁暫定庁舎敷地周辺の跡地活用に伴い、公共施設の配置など公共施設の在り方の選択肢が広がるほか、資産活用の効果が期待できます。
3 抜本的な組織改正が可能になるとともに、オフィス環境の改善により職員のパフォーマンス向上も期待できます。
今後も新庁舎・(仮称)新福祉会館建設の早期実現に向け、建設市場動向を注視しつつ事業を推進しますので、ご理解のほどお願いいたします。
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