小金井市庁舎等複合施設建設事業の進捗状況について（令和5年2月現在）

　市では、これまで、庁舎等複合施設（新庁舎・（仮称）新福祉会館）の建設に向けて、新庁舎建設基本構想及び基本計画、（仮称）新福祉会館建設基本計画、新庁舎・（仮称）新福祉会館複合化整備方針等の各種計画等を踏まえ、基本設計に着手し、令和2年3月には新庁舎・（仮称）新福祉会館建設基本設計を取りまとめ、その後、令和2年6月から実施設計に着手し、基本設計に対するパブリックコメントの御意見や市議会の御意見等も踏まえ、検討を進めてまいりました。

　しかしながら、新型コロナウイルス感染症による影響や市議会において複数の決議が可決された状況等を踏まえ、令和3年12月に、庁舎等複合施設の建築確認申請はまだ行わず、建設工事に係る予算は提出しないこととしました。

　令和4年4月には、市長と市議会との意見交換の場（庁舎等建設に関する協議会）を設置し、現在の実施設計及び建設時期を見直すことなども含め協議を行いましたが、設置目的である「市長が着工可能な成案を得られるよう、市長と市議会との意見交換を通じて本事業の進捗をはかるため論点を整理すること」の達成には至らず、令和4年10月28日をもって、庁舎等建設に関する協議会は終了となりました。

　庁舎等複合施設建設は、行政・防災の拠点整備、長年の課題である賃貸庁舎の解消、閉館した福祉会館の早急な機能回復の観点から、今後のまちづくりに影響するため着実に実現しなければならない事業であり、現在は早期実現に向け、建設スケジュール等の詳細について検討を行っているところです。今後も事業の動向や進捗等をお知らせいたしますので、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。