更新日:2021年4月13日
市では、ご自宅等に出来たハチの巣の駆除支援を行っています。ハチの巣が出来てしまった時は、以下のいずれかの方法での駆除をお願いしています。(集合住宅や事業所等に出来た場合は、管理組合や管理会社等それぞれの管理者に連絡してください。)
注記:ヘルメットのプラスチック部分以外(布地、手袋)には蜂が留まれないように撥水加工がしてありますので、消毒用アルコール類での拭き取りや、洗濯機等での洗浄は行わないでください。
防護服
注記:防護服を着ての作業であっても、100パーセント安全とは限りません。各個人の責任のもと、安全には十分に留意して作業を行ってください。また、高所での作業など危険が伴うような場合には、無理をせず専門業者に依頼してください。特にスズメバチの巣の駆除は、業者に依頼することをお勧めします。
高い場所等に巣が出来て殺虫剤が届かない場合や、ご自身で駆除することに抵抗がある方には、公益社団法人東京都ペストコントロール協会(電話:03-3254-0014)を紹介しています。
東京都ペストコントロール協会では害虫等の相談や、お近くの駆除専門業者(費用は自己負担)をご案内しています。
巣は、作り始めは徳利を逆さにしたような形から、だんだん球状に近い形になっていきます。スズメバチの巣の利用は1年限りです。冬になり働き蜂が全滅して空になった巣は、翌年以降に再利用することはありません。
スズメバチの大きさは、約17ミリから40ミリです。攻撃性が強く、刺されると毒性も強いので、巣を見つけたときは絶対に近付かないことが大切です。
スズメバチ
スズメバチの巣(初期)
スズメバチの巣
巣は茶碗を逆さにしたような形になっています。シャワーヘッドのように小さい巣穴がたくさん見られるのが特徴です。アシナガバチの巣の利用は1年限りです。冬になり働き蜂が全滅して空になった巣は、翌年以降に再利用することはありません。
アシナガバチの大きさは、約13ミリから27ミリです。基本的におとなしい性質で、直接巣を刺激しなければ攻撃してくることはありません。また、農作物や庭木につく毛虫などの害虫を狩ってくれる益虫とされています。通学路や子どもの遊び場に近い場所などを除き、特に危険な場所ではない限り、益虫としての側面を大事にして上手に共存していただきたいハチです。
アシナガバチ
アシナガバチの巣1
アシナガバチの巣2
ミツバチの大きさは、約12ミリから13ミリです。非常におとなしい性質で、「ハチミツ」を生産する益虫です。日本には、「ニホンミツバチ」と「セイヨウミツバチ」の2種が生息しています。
ミツバチの巣は、1匹の女王蜂と複数の働き蜂から成り立っています。1つの巣に新しい女王蜂が誕生すると、古い女王蜂は半数ほどの働き蜂を引き連れて集団で引越しをします。これを「分蜂」と言います。分蜂は、大量のミツバチが急に庭の木や壁などに集まるため、非常に驚かれる場合があります。しかし、この現象は早ければ数時間で、長くても数日で新しい営巣場所へと移動していくので、その後は急にいなくなるのが普通です。ミツバチは近年、個体数も少なくなってきているので、分蜂を見かけた際は慌てず、数日様子をみるようにしてください。
ニホンミツバチ
セイヨウミツバチ
分蜂
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