令和5年度 小金井第四小学校環境教育事業(森林環境譲与税活用事業)

更新日:2023年11月17日

 みどりの素晴らしさや大切さについて学習の機会を提供することで、森林保全が地球温暖化対策にとって重要であることと、一人ひとりができる脱炭素行動について日常から考えてもらえる契機となるよう、小学生を対象とした環境教育を実施しています。
 令和5年度は「カーボンニュートラルへの理解を深めよう」をテーマに、小金井第四小学校5年生を対象に、2回に分けて環境教育事業を実施しました。

令和5年9月28日実施内容(特別講義「地球の危機を救う第一歩」)

 小金井市では、地球温暖化対策に積極的に取り組むことを目的とした「小金井市気候非常事態宣言」を表明しています。
 1回目は、小金井市気候非常事態宣言を踏まえて「カーボンニュートラル」を実現するため、NPO法人東京学芸大こども未来研究所の方に、地球温暖化に関する特別講義をしていただきました。
 講義を踏まえて、子どもたち同士でアイディアを出し合い、最後にグループ発表を行いました。一人で10個以上アイディアを出した児童もいて、非常に盛り上がりました。

「カーボンニュートラルへの理解を深めよう」をテーマに、「自分たちは地球の危機を救うために何ができるか」について、講義をしていただきました。

森林が増えている
森林が増えている理由についての講義

グループワーク
グループワークについて

ICT機器
ICT機器でアイディアをまとめている様子

ICT機器グループワーク
ICT機器を使用し、グループワークを行っている様子

令和5年10月13日実施内容(ハナズミ作り)

 第2回目は、前回9月28日に実施したNPO法人東京学芸大こども未来研究所の方による特別講義を踏まえて、ハナズミ作りを行いました。近隣の市立公園の樹木、葉及び木の実等を観察し、ハナズミ(花炭)づくりを通じて、緑の大切さや二酸化炭素の削減について学びました。
 当日は全員がハナズミ作りを体験できるよう、クラスごとに実施し、炭化するまでの待ち時間は火起こし体験を行いました。公園で採取した松ぼっくりや葉、各家庭から持参した野菜などを使い、各々が楽しそうにハナズミを作っている姿が大変印象的でした。前回の特別講義に続き、今回も非常に盛り上がりました。

ハナズミ(花炭)とは

 ハナズミとは、花や葉、木の実、野菜や果実などを、穴の開いた容器に入れて加熱することで、植物の形をそのままに、真っ黒に炭化させて作る炭のことです。「飾り炭」とも呼ばれ、500年以上前から「茶の湯」の世界で重宝されてきました。最近はインテリアとして使われることも増えてきましたが、植物が吸収したCO2を炭の中に閉じ込める効果もあります。

ハナズミ待ち
ハナズミにしている最中の様子

火おこし体験中
待ち時間中の火おこし体験の様子

ハナズミ完成
完成したハナズミの様子

森林環境譲与税

 パリ協定における温室効果ガス排出削減目標の達成や災害防止等を図るため、森林整備等に必要な地方財源を安定的に確保する観点から、平成31年度税制改正において新たな国税である森林環境税が創設され、平成31年度より森林環境譲与税が市町村に譲与されています。
 本事業は、森林環境税の目的である「森林・林業の意義や木材利用促進に関する普及活動等」と合致するため、森林環境譲与税活用事業として実施しています。

お問合わせ

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