朝倉文夫の猫たち 2011年7月16日(土)~9月19日(月・祝)

更新日:2011年9月20日

朝倉文夫の猫たち 背のびする猫 1921年頃

会 期: 2011年7月16日(土)~9月19日(月・祝)
開館時間: 10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日: 月曜日・7月19日(火) ※7月18日(月・祝)は開館
観覧料: 一般500円 小中学生200円
※未就学児および障害者手帳をお持ちの方は無料

主 催: 小金井市立はけの森美術館
企画協力: 台東区立朝倉彫塑館
協 力: 東京学芸大学デザイン研究室

柔らかで可愛らしい、でも時折見せる野性的な行動がどこか神秘的。無愛想だったり甘えてきたりと気まぐれな態度……古今東西の多くの芸術家が、そんな猫という動物に惹かれ、作品のモティーフともしてきました。《墓守》(1910)や《大隈重信像》(1932)などの肖像彫刻で知られる日本近代彫塑の大家、朝倉文夫(1883-1964)もその一人で、一時は自宅に19匹も飼っていたといいます。また、実現には至りませんでしたが、晩年にはそれまでに作ったものに新作を加えて100体もの猫像を展観する「猫百態展」を構想していました。獲物を狙って身構える、丸くなって眠る、母猫にぴったり寄り添う……展覧会出品や外部からの注文にとらわれることなく、生涯にわたって作られた多くの猫像は、朝倉の側で気ままに過ごしていた中での一瞬をそのまま写し取られたかのようです。
本展では、かつての朝倉の自宅兼アトリエを美術館とした台東区立朝倉彫塑館が所蔵するブロンズ像26点、30匹以上の猫を展示します。自然主義的写実の作家・朝倉のすぐれた観察と造形力、そして対象に向けられた愛情から生まれたさまざまな姿の猫たちをお楽しみください。

吊るされた猫 1909年
《吊るされた猫》 1909年

たま 1930年
《たま》 1930年

関連企画
(1)講演会「猫と作家と彫刻のこと(仮題)」
7月24日(日) 14:00~15:30
村山万介(台東区立朝倉彫塑館研究員)
定員:30名(申込先着順)

(2)ワークショップ「ねこのいちにち」
8月19日(金) 15:00~17:30
講師:尾崎英世(ダンスインストラクター)
定員:15名(申込先着順)
対象:小学生以上、ただし小学4 年生以下は保護者も参加
展示室でお気に入りを見つけたら、ポーズをとって、のびをしよう。ねこストレッチからはじまる“ねこのいちにち” ワークショップ。
※17:15より展示室で発表会(見学自由、要観覧券)

(3)セルフガイド「秀ちゃんのびのび猫の美ガイド」
展覧会入場者に無料配布
はけの森育ちの猫「秀ちゃん」が展覧会を楽しむヒントを紹介するリーフレットです。

*1、2の申込方法:6月16日より電話にて受け付けます。

 申込・お問合わせ:042-384-9800

お問合わせ

コミュニティ文化課はけの森美術館

電話:042-384-9800
メールアドレス:s030999(at)koganei-shi.jp
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